一般的に「ピル=避妊」というイメージを持つ方が多いでしょう。しかし、実はピルは生理が重い・つらい方の治療に役立つお薬だということを知っていますか?
特に中学生・高校生など若い世代は、ピルを服用して女性ホルモンのバランスを整えておくことで、生理不順や生理に伴うつらい症状が減るほか、将来の健康を守ることもできます。例えば、部活動などで激しい運動をしている人の中には、女性ホルモンが出なくなったことで生理がこなくなったケースもあります。このままでは、まだ若いうちから更年期障害のような症状が出たり、骨折しやすくなったりします。
中高生のお子さまを持つ保護者の方は、ぜひピルの避妊以外の効果を知って、生理の諸症状の改善に役立ててください。当院にご相談いただければ、採血でホルモン値を確認した上でピルを服用するべきかどうかお伝えします。