ピル・月経移動・避妊法

生理が重い・つらい方へ

生理が重い・つらい方へ

一般的に「ピル=避妊」というイメージを持つ方が多いでしょう。しかし、実はピルは生理が重い・つらい方の治療に役立つお薬だということを知っていますか?

特に中学生・高校生など若い世代は、ピルを服用して女性ホルモンのバランスを整えておくことで、生理不順や生理に伴うつらい症状が減るほか、将来の健康を守ることもできます。例えば、部活動などで激しい運動をしている人の中には、女性ホルモンが出なくなったことで生理がこなくなったケースもあります。このままでは、まだ若いうちから更年期障害のような症状が出たり、骨折しやすくなったりします。

中高生のお子さまを持つ保護者の方は、ぜひピルの避妊以外の効果を知って、生理の諸症状の改善に役立ててください。当院にご相談いただければ、採血でホルモン値を確認した上でピルを服用するべきかどうかお伝えします。

低用量ピル

低用量ピルとは

低用量ピルとは

低用量ピルに含まれているのは、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)という2つの女性ホルモンです。ピルを服用すると血液中のホルモン量が増えて、排卵が抑制されます。当院では、アンジュ、ラベルフィーユ、ファボワール、トリキュラーを使用しています。

メリット

  • 重い生理痛が改善できる
  • 生理不順が改善できる
  • 経血の量が少なくなる
  • PMS(月経前症候群)を予防・改善できる
  • 子宮内膜症の進行を食い止め、治療できる
  • ホルモンバランスが安定する
  • 生理の回数が減る

リスク・副作用

  • 比較的軽い副作用として、頭痛、倦怠感、微熱、吐き気、乳房の張り、不正出血などがあります。
  • ピルの服用で血栓症の発症リスクが少し高まると言われています。軽度の場合はふくらはぎのむくみや痛み程度ですが、血栓ができる場所によっては健康に重大な影響を及ぼす場合もあります。特に喫煙する方、年齢が高い方、肥満傾向の方は発症のリスクが高いとされています。血栓を予防するには、適度な水分補給を心がけ、仕事などで長時間座りっぱなしにならないように気をつけましょう。

月経移動

「旅行と生理が重なりそう」「大事なイベントの日に生理がきそう」といった時に、ピルを活用して月経の時期をコントロールすることができます。なるべく早めにご相談ください。

当院の月経移動は、低用量ピルよりもホルモン量が多く確実性の高いプラノバールを使用しています。メリットやリスク・副作用は低用量ピルと同じです。一度月経移動を行うと、その後の生理も同じようにずれることになります(生理周期は変わりません)。
※症状には個人差がありあります。

緊急避妊ピル

緊急避妊ピルとは

緊急避妊ピルとは

避妊せずにセックスしてしまった場合や、途中でコンドームが破れてしまうなど避妊が失敗した時に、緊急避妊ピルを服用することで妊娠を防止することができます。当院ではノルレボ錠を使用しています。

避妊がうまくいかなかった時間から72時間以内に服用する必要があり、なるべく早く服用した方が高い避妊効果を得られることが分かっています。

また、継続して避妊をしっかり行いたいという方には、同時に低用量ピルを処方することも可能です。

緊急避妊ピルのメリット

  • 性交渉後でも、望まない妊娠を避けることができる。

緊急避妊ピルのリスク・副作用

  • 妊娠を100%防げるわけではありません。服用後に生理が3週間以上遅れていたら当院までご相談ください。
  • ホルモンバランスが急激に変化するため、服用後に吐き気や気持ち悪さを感じることがあります。
  • 服用後は排卵日や生理予定日がずれる可能性があります。確実に避妊したい方は、併せて低用量ピルの服用をおすすめします。

子宮内避妊器具

子宮内避妊器具とは

ピルとは違った避妊方法の一つで、子宮内に器具を留置して用いられます。

こういった方に向いてます。

  • お産したことがある方
  • 毎日お薬を飲むのが苦手な方
  • 毎日の生活リズムがバラバラな人

費用(税込) ※自費診療

低用量ピル

アンジュ 2,600円
ラベルフィーユ 2,200円
ファボワール 2,400円
トリキュラー 2,500円

月経移動

プラノバール 4,100円

緊急避妊ピル

ノルレボ 10,000円
ヤッペ法 8,000円

子宮内避妊器具

IUS(ミナーレ)
※装着期間 約5年
50,000円 ※保険適応される場合もあります。
IUD(FD1)
※装着期間 約2年
26,000円

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